カーボンフードに乾燥空気用ニップル取付
8月お盆は台風の影響が残って天候不良で
星撮り行けず...暦は秋でもこの残酷暑
お陰で酷暑バテ状態です(笑)
で時間もあったのでフードの手直しに続き
乾燥空気用のニップルを取り付けてみました。
130Dで乾燥空気と検索すると鏡筒側に
ニップルを直結する方法が多いですが
穴を開けるのが引けるので今回フード側に
付ける事にしました。
先代の巻フードには水魚用のエア用ニップル
を付けていたのですがネットで調べると
90℃直角ニップルの方が収まり良さそう
なので早速某A-Zでオーダーしました。
ニップルの直径がM5サイズなので5~6mm
ドリルで穴あけします。
穴あけする時マスキングテープ貼るとバリが
出にくくなります。
今回取り寄せた直角ニップルはこちらです。
ネットで90℃ 直角ニップル で検索すると
エンジンラジコン用が多くヒットします。
数点の中で一番合いそうなのがあったので
画像の物を選びました。
因みにサイズは外径5mm内径が2mmと
4mmの2種類ありましたが今回は4mm
タイプを選びました。
内側に固定する為のナットと外側とニップル
の間にはめ込むゴムパッキンをホームセンター
で購入しました。
当初はナットを艶消し黒に塗る計画でしたが
ネジコーナーに貫通タイプで色も黒と丁度良い
物があったのでこれにしました。
直角だけあって収まりも良く見た目も良いかな?
内側の画像
このフードは鏡筒の外径より少し大きいので丁度
ストッパーに噴射口隠れ良かったです。
フードストッパーと鏡筒の密閉度が巻フードより
良いので乾燥空気が上手く中で広がってくれそう
です。
色々手直し出来たので9月は撮影しに行きたい
ものです。
スポンサーサイト
フードの手直し
この間海外から仕入れたイプ専用フード続きです。
鏡筒とのクリアランスは問題なかったのですが
前回書いたフードの内側の植毛紙が頼りないと
書きましたがしばらく元箱で保管して改めて見る
とここ最近の暑さなのか元々なのか気泡状の膨らみ
が数か所出て押し込むと元に戻りますが数分すると
また膨らみが出てきます...またフードの淵まで
植毛紙が届いてないのも気になるので日中も暑い
事もあり出かける予定も無いので早速植毛紙の
張り直しをしました。
大陸製品のクオリティなのか張り方は大雑把...
植毛紙のシールも弱いです。
その植毛紙を剥がして残った接着剤をブレーキクリーナー
をまぶした布で綺麗にします。
そして元々持っていた国際光器製の植毛紙を採寸したサイズに
カットします。
カットした物を張り直していきます。
ギリギリサイズで作ると足らなくなると失敗なので
少し大きめに制作して貼り付けました。
全部張り終えたら余分な所をカットしてメインの所
の貼り付けは終了です。
手直し前と近い形で撮影してみました。
国産品だけあって生地の厚みもありしっかり張る事が
出来ました。
次は鏡筒側の植毛紙を貼り替えます。
メインの張替え同様残った接着剤を綺麗にふき取り採寸した
植毛紙を貼り付けます。
鏡筒側が貼り終えたら完成です。
フードの淵も実際みると切り口が歪で欲を言うと整形
したい所ですが撮影には弊害が無さそうなので見なかった
事に....(笑)
正面から見るとしっかり張られているので大丈夫かな?
まあこの状態で一度使って結露等の問題が起きたら
乾燥空気用のニップルを取り付けてみたいと思います。
次の新月期までに保管用のフードケース制作しなくては!
海外のお取り寄せ品
星仲間方に協力頂き海外の物をお取り寄せした品物が届きました。
お隣の国なので注文から約1週間で届きました。
サイズは把握してましたが以外にコンパクトな梱包で届きました
これも送料の負担減の為でしょうか...
そして開封
開けて思ったのはやはり大陸商品梱包もシンプルです(笑)
早速物を箱から出し御開帳です。
今回お取り寄せしたのはε‐130D用のカーボンフードです
キズ等は無いものの外側の切り口が微妙に違うなど大陸クオリティ
な一面もありますがフードなので問題ないかな?
内側にも植毛紙が貼ってありますが少し頼りない感じです
まあ無いよりかあった方が良いのかな...
しばらくの間使ってあまり具合が良くなかったら元々持って
いる国際光器製の植毛紙に変更します。
とりあえず入れ物が無いので入れ物探ししなくては!
梅雨の晴れ間にファーストショット
先週末梅雨時期には珍しい晴れ予報だったので星撮り遠征
してきました。
実の所冷却CMOSを購入して数年経ち当時のご時世やら
カメラの故障そしてようやく昨年撮影出来たのですが
今度はノートPCがクラッシュと散々な結果...
今年に入り撮影運用ソフト等を一新してようやく慣れて
来た所で今回撮影する事が出来ました。
これが実質のファーストショットになります。
今回撮影したのはM20三裂星雲です。
撮影データ
鏡筒 ε‐130D +1.5xエクステンダー
焦点距離 650mm f5.0 APS値 約975mm
カメラ QHY268C
冷却温度 -10℃
Gain ISO 25
Offset 25
露出 180秒 18枚 総露出54分
撮影枚数を増やしたい所でしたが夜半前に高層の雲がでて
夜明けまで好転せずでこの枚数になりました。
フラット、ダーク無しでコンポジット画像処理だけで
これだけ撮れれば御の字かな?
カラーCMOSカメラで撮影すると写りがモノクロカメラに
劣るといいますが撮り方次第ではちゃんと撮れそうです。
後はゲイン、オフセットを調整してまた撮影してみたいです。
自作ソフトフィルターで撮影してみました。
先週末~日曜とAstroGPVやWindyの予報が好転したのと
ここ2ヶ月撮影出来なかったストレスもあり久々の星撮り
に行って来ました。
メインの撮影もしたのですがまずはこの間ブログに載せた
タムロン15-30mm用のソフトフィルターを自作して
この度ようやく試す事が出来ました。
諸先輩方の撮影方法などを参考にしてまずはワンショット
撮影した天の川です。
カメラEOS6D IR改造機
ISO3200 露出30秒
レンズ タムロンSP 15-30mm 15mm
絞り f2.8
ポタ赤 スカイメモRS 星景モード
自作だけあって星像が少し歪かな?
でもフィルター無しよりかは星の見え方が
良くなった感じです。
また来月晴れたら撮影したいなぁ....
フルサイズデジタル一眼冷却カメラ
久しぶりのブログです。
昨今撮影カメラも冷却CMOSカメラが主流となり
私も1台APSサイズ所有してますがフルサイズ機は
値段が高いしここ最近の物価高騰でさらに値上がりと
手に届かない状態です。
デジイチ冷却カメラも部品等の調達問題で販売終了と
なり手に入れる事は中々難しい所でしたが運良く星仲間の
方からSEOCooled6DmarkⅡSP4を譲って頂きました。
天体改造と冷却改造には定評がある瀬尾氏製品なのですが
今の所このシリーズがデジイチ冷却機最後なのかな?
FS-60CB+レデューサで数枚ですが一度試し
撮りしましたが写りは良かったです。
したい所で先々月そして先月と天候不良等で中々遠征出来ず...
来週の新月期は予報だと今の所微妙な天気予報ですが晴れて欲しいなぁ...
晴れればmarkⅡで撮影してみたいと思います。
星景広角レンズ用ソフトフィルターとフィルターフォルダー自作
久しぶりのブログです、2月は唯一休みが取れた新月期でしたが見事に天候不良で撃沈でした~
今月の新月期まで時間があるので昨年手に入れたタムロン15-30mm
のソフトフィルターとフィルターフォルダー自作してみました。
星景写真では評判の良いレンズですが出目金レンズの為普通のフィルター
が付きませんなのでLee製のポリフィルターをカットして使うのですが
このソフトフィルター既に廃盤品の為某オク等ではプレミア価格なので
手が出ません。
準備したのは画像に載っている物です金額にして約¥2000内で揃えてます。
この中で一番高価なのはクリアシリコンスプレーです。
フィルター本体はアクリル板1mmも考えたのですが塗装が失敗した時やコスト面
をみてダイソーで売っているフォトフレームのアクリルパネルを使ってみました。
このパネルの利点は保護フィルムが両側に貼ってあるので塗装面以外の汚れ等が
付かないのが良いです因みに金額は税込み¥220です。
それを取り付けるフォルダーサイズにカットして塗装します。
塗装をした上での注意点です。
缶スプレーなので常温よりお湯などで温めで塗った方が均等に塗れます。
それに気が付かず最初の1枚は失敗しました...トホホ
フォルダー制作 反発性スポンジに破材のMDF材で作った型でフィルター固定の高ナットの穴開け
そして裏側でボルト固定します。
スポンジ中心にレンズの開口サイズに穴あけし完成です。
フィルター固定はこれもダイソーで売っているステンクリップ大を高ナットに低頭ボルトを台座
にして接着剤で固定してます。
重さも軽くもなく重くもない丁度いいので不意の強風などで飛ばされる事も無いかな?
フィルター装着した画像です。
写真撮るの忘れましたが念の為レンズとカメラを装着してケラレ確認しましたら
問題なさそうです後は実際に撮影して写り具合を確認してみます。
3月こそは晴れて欲しいなぁ....
主鏡ケース新調
主鏡ケース今までは量販店で売っている気密タイプのケース
を使ってから約7年そろそろ天体専用ケースを探していたら
某通販で丁度良い物を発見!
見つけた時は値段もそれなりにしてたのですがこの間ケース
チェックしたらなんとほぼ半額で売られてるのをみて即ポチリ
いままで貯めていたポイントを少し使って更に安く買えました。
注文して2日後物が届きましたよ~
作りは悪くないです、付属のクッションパットも数種類あるので鏡筒の種類で色々換えられます。
こちらは今まで使用していたケース、新しいケースと大きさはほぼ同じでした。
鏡筒収めるとこんな感じです。
130だと少しスペースが空くのでクッションパット足しましたがイプシロン160位なら
ドンピシャサイズなのかな?
一つ不満と言えば写真では見えませんが上の蓋には小物入れと鏡筒と小物入れとの接触防止
のパネルがあるのですがパネルが固定できないので蓋が足れ落ちる感じになります。
私はこれが気に入らなかったのでたまたま持っていた汎用のクッション材をはめ込んで
落ちないようにしました。
2023年こそは...
2023年が始まって既に5日目ですが皆さん本年も宜しくお願いします。
写真は前に撮影した画像ですがお正月は家にこもってました(笑)
前回のブログにも書いてましたが年末にクラッシュしたノートPCの復旧しかし
SSDの故障の為、元には戻らず...結局新しいSSDに交換OS入れ直し
した為お正月はソフト入れと動作確認してました。
因みにクラッシュしたSSDのメーカーは大陸製のLexarと言う
メーカーこれを検索すると結構故障が多くあまり良くないらしい...
安物の物なりなんでしょうがせめて撮影したデータが取り出せたら
良かったのですが修復叶わず...残念な結果でした。
で元々4GBx2の8GBでしたがメモリも大陸製で1枚しか認識して
くれないので8GBx2で16GBに変更しました。
変更した物の製品は全て台湾メーカーにしました。
新生ノートPCを赤道儀2台接続確認そしてCMOSカメラの動作確認もでき後は遠征先で
運用するだけです。
2023年こそは2台体制とCMOSカメラの安定運用!一番は新月期晴れて下さい!
今年最後の作品
今年も残すところあと少しですね~
星撮り遠征も色々できとても良かったですが先月
の遠征で撮影したデータがノートPCがクラッシュ
SSDが終了するアクシデントでデータが消滅...
苦いラスト遠征でしたがこの間新しいSSDにして
復活しましたがソフト等は一から入れ直しになり
お正月はその作業になりそうです。
さて今年最後の作品は10月2連泊して撮影した
馬頭星雲と燃える木の周辺です。
撮影データ
撮影日10月28~29(二晩)
鏡筒 タカハシ ε-130D
焦点距離430mm f3.3
赤道儀 SEⅡ
カメラ EOS6D IR改造
ISO1600
露出120秒 100枚
来年は2台体制を安定運用して色々撮影出来れば
良いなぁ~
皆さんも来年が良い年である事を祈っております。
そして遠征でお会いした方こちらで出会えた方
来年も宜しくお願いします。