M52~バブル星雲~クワガタ星雲 薄い雲仕立て?
前回の続きです。


夜半を過ぎると怪しい雲が出始めたので仕方なくダークを撮影、撮り終えて
つぎに選んだ天体はカシオペア付近にあるM52~クワガタ星雲を撮ってみました。
撮り始めは雲が無かったのですが目では確認できない程の薄い雲が出てたようで
星がソフトン状態なので反射で撮影したのにまるで屈折で撮影したようになり
ましたがクリアな写真が良いですがこれも味があって良さそうかな?
M52~バブル星雲~クワガタ星雲 M52 NGC7538 Sh2-157

撮影データ 鏡筒 タカハシ ε130D 焦点距離430mm f3.3
赤道儀 SEⅡ改 ガイド QHY5-Ⅱ Q5L-75GSS
カメラ EOS 6D SEO-SP4 ISO1600
露出3分x26枚 ダーク32枚 フラット32枚
撮影風景その2

そして夜中の2時を過ぎると早くもオリオン座で出始めもう星の季節は冬です。
いよいよ10月彼の地での撮影は今度の新月期でラストチャンスできれば
晴れてほしいなぁ....まだ未処理の作品がありますが上手く仕上がったら
載せるかも?なので今回の星旅のお話はおしまい!
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星旅 晴れるとなれば... NGC 7000 IC5067〜5070
諸事情でこの間5月の星旅を書きましたがあの時から早4ヶ月季節は初秋になり

天候不良のおかげで星撮りもしないままでしたがこの間の連休最終日に台風が過ぎ
た後の天気予報がメチャいい予報!当初新月期後の週末に遠征する予定でしたが
晴れるとならば....と思い翌日半日休暇申請して車に荷物を積んで彼の地へと
行ってきました。
現地到着すると前日の台風の被害で倒木や落石などで復旧作業してたせいか
時間通行止め(私は現場が昼休み中に通行させて頂きました)もあってすでに
現地入りしてた仲間だけでした。
そして午後4時過ぎると通行止めも解除されたようで星屋さんも数台やってきて
いよいよ撮影です。
序盤晴れていたのですが薄い雲が出たり消えたりで夜半過ぎには雲も出始めたりで
中々順調とは行きませんでしたが何とか撮影できたので良かったかな?
そして今回久々修理から帰還したイプさんでこの星雲を撮ってみました。
北アメリカ~ペリカン星雲 NGC 7000 IC5067〜5070ですが
今回はペリカン下部の星雲帯を入れてみました。

撮影データ 鏡筒 タカハシ ε130D 焦点距離430mm
カメラ EOS 6D SEO-SP4 ISO1600
露出3分x30枚 ダーク32枚 フラット32枚
撮影地しらびそ
撮影風景

そして数点の天体を撮影したのですがまだ未処理中なので上手く出来てたらまた今度
載せますね。
復旧と星旅 5月編
PCの故障して2週間ようやく中古ですが少し新しいPCが届いて



仮復旧しましたまた運良く画像データ等重要データは外付けHDD
に保存していたのですべてパーにならなくてよかったです。
OSは7ですが来月中にはメモリの増設等して画像処理速度を
上げていく予定です。
そしてきずけば9月いまさらですが前回の星旅の続き5月編です。
4月に続きしらびそに遠征です、主鏡が修理中だったのでサブ機の
BORGFL71で夏の天体を撮影しましたが夏至にむかってまっしぐら
な季節なのでこの2天体のみです。
まずはこの作品
彼岸花と出目金星雲です。

撮影データ
鏡筒 BORG FL71 フラットナー 焦点距離400mm f5.6
カメラ EOS6D SEO-SP4
露出5分 撮影枚数14枚 ダーク20枚、フラット32枚
撮影し始めは低い緯度に雲が無かったのですが撮影後半になると薄い雲が...
なので少しカブリ気味になってしまいました。
しらびそでは南の低緯度が曇りやすいのですが撮影前半は雲も無く山の稜線が
良く見えました。
そのとき撮影したパワーショットG7x で撮影した周期写真です。

そして2作品目は
サドル付近からクレセント星雲

撮影データ
鏡筒 BORG FL71 フラットナー 焦点距離400mm f5.6
カメラ EOS6D SEO-SP4
露出5分 撮影枚数6枚 ダーク20枚、フラット32枚
この時期でもはくちょう座も天頂付近なので大気の透明度良く少ない撮影枚数でも
結構星雲色でたかなでもまだたまだな作品な感じがします。
その後午前2時過ぎには天文薄明がはじまり3時には空も明るくなり始めて撮影終了
ダーク&フラット撮影して機材を片付けてテントで就寝そして昼には撤収帰りにハイランド
によってお風呂に入って無事に帰宅しました。
おしまい
さてこの作品から早3ヶ月以上天候不良等でまったく撮影できず....主鏡も帰還したので
9月こそは星空を撮りに行きたいですよね~